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国破れて山河あり。 兵どもが夢の跡。 たこ焼きに例えるならば、 たこの部分なブログです。
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高校生って

まぁ大半が

お昼ご飯は

お母さんが早起きして作ってくれる

お弁当を

頂くじゃない



我が家もそうだ

毎日毎日

愚痴を溢しながらも

作ってくれる訳で

口には決して出さないけど

それなりに感謝はしてる

つもりです



ところが

そんなある日

事件は起こった



お昼ご飯だー

今日のおかずは何かなー

ミートボールだー

今日のデザートは何かなー

オレンジだー

今日のごはんは何かなー

ごはんだー

今日のふりかけは何かなー

紫蘇と鱈子だー



俺のお弁当を食べる上でのポリシーは

先に食べる方を左側にする

つまり紫蘇と鱈子なら

紫蘇が左側で鱈子が右側になる様にする

ちなみに後に残すのは

好きな方なんだけどね



そんな感じで

お弁当の蓋を開けたら

鱈子が左側で紫蘇が右側になってたから

くるり

回転させる



そしたらもう

食べ始めるだけじゃん

紫蘇から

おかずも交えつつ



しかし

紫蘇ご飯に向かった箸が

ふと止まる

俺の目に奇怪なものが映ったからだ



大きな鱈子の塊?

大きな海苔の塊?

違う!

これは…

てんとう虫だ!



黒く艶のある堅羽

赤い二つの水玉模様

それは完璧なてんとう虫だった



彼もまだ生き物だったので

忙しなく蠢いていましたよ



んでまぁ食欲無くなっちゃって

食べるのは諦めたんだけど



まぁウチの母親も

わざと入れた訳じゃないと思うしね

家に帰って

カクガクシカジカ



「えー?食べなかったのー?

食べなさいよ!」



って故意かよ!



って思ったら

勿論故意で入れた訳ではないが

除けて食えばいいじゃないかと

そういう事らしい



無理ッス



良く晴れた公園で

彼女が作ってくれたお弁当を

食べようとした時に

虫が飛んできてくっついた



とか

そのくらいだったら

虫は除けて食べますよ



開けてびっくりてんとう虫だと

流石にちょっとねぇ



中国の毒餃子問題でも

中国世論では

日本は過剰反応し過ぎだって

言われてるけど



日本人は

未開封という状態に

絶対的な信頼をおいてるからね

仕方ない



考えてみれば

人為的に作られた物に

未開封も糞もあるかとも思うけど



和を以て貴しと為す日本人に

信頼は絶対なんだよね

裏切られたら仲良くできないもんね

信頼し合う事に

心の安らぎを感じる人種だからね



今回の場合

親が言う

「弁当は残さず食べてもらえる」

という信頼には

“弁当には異物は混入していない”

という信頼に応える事で

初めて応えられた訳です

そしてそれが成り立たなかった、と



お互いの利益のためにも

平和で暮らしやすい毎日のためにも

信頼し合うためにも

信頼には応えていきたいものです
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それは

広島に原爆が投下された日…



戦争の恐怖など

所詮は古い記録に過ぎない

その程度に揺さぶられる若者は

今の世には珍しい存在なのだ



つまりは

“いつもと同じ毎日の一部”でしかなく

つまりは

文化祭の劇の練習がある訳だ



午後一杯を練習に費やし

その後は

予定通り

海へ

花火をする為に



参加者

男女共に8人位ずつ

計16人位だった

よく集まるよな

みんな受験生なのに



んで

その16人のうち

ほとんどは

学校から一緒に徒歩で行ったんだ

40分くらい歩いて



だけど

一部

現地集合の人達がいて

彼らを待たずに

花火を始めてしまうのは申し訳なくて

海を向きながら

コンビニで買ったパンとか食べて

海に向かって走り出す人とかを眺めながら

時を過ごす



やがて全員集まり

花火が始まる



とは言うものの

あんまりはしゃぐつもりは

俺はなくて

むしろ花火に照らされる

みんなのはしゃぐ顔を見ながら

海と夜空と一つになりたい

とか思ってたんだけど

予想以上に早いタイミングで

お前もやれよとか

声かけられちゃって

まぁ手持ち花火を受け取り

砂浜に刺し

曇り空に吹き上がる星と

揺れる海に

見惚れてた



やがて

残るは

線香花火と

設置式の大きめのやつ

の2種類となる



最後は派手に終わろうという事で

まず線香花火に取りかかる



なんかやたらと多い

30本入の袋が

10個くらいある



アホになりそうだったから

数えるのは止めたけど



最初のうちは盛り上がるけど

流石に飽きる



砂浜に寝転ぶ俺

誰か一緒にロマン感じてくれる人

一人くらいはいるかと期待したけど

いないし

砂かけられるし

ちょっとポジショニング

ミスって

波の音遠いし

曇りで星見えないし

格好つかない俺



ようやく線香花火を消化し

いざ

取りのでかいやつ

火を点けるのは

クラスのヒロイン的存在の女の子

「私、危ないコト好きなんだ~」なんて

そんな台詞がアブナイ



点火

火花が華麗に舞い上がる



またちょっと

クサい事考えてしみじみしようか

とか

思ってたら



火が消えた

あっという間だった



もう終わりかよー

そんな叫びがちらほら

あっという間だっただけでなく

締まりがなかった



俺なんて

波打ち際にしゃがみこみ

湾の向こう側の夜景を眺め始める始末



んで隣に

男子来て

背中から声が聞こえる

「えーあれ超ロマンチックー

え?あれ両方男子じゃーん

なんだよー」

俺もがっかりだよ

女子来いよって思ったよ



その後

このどうしようもない雰囲気を

どうにかするべく

浜辺で輪になって座り

語り合おう

なんて流れに



最初

クラスの副委員長格の男子

失恋話



女子に回り

失恋話



その次の男子

失恋話



なんかもう

それしか許されない流れに



しばらくして

俺に回る



失恋話なら

軽い話でいいなら

いくらでもあるんだけど

流れが

センチでロマンチックな

ノンフィクションだったから

だいぶ困った



仕方なく

こんな話をした






小学校2年生の頃

好きだった女の子がクラスにいて

その子は

可愛くて優しくて

当時小二な俺からしてみても

守ってあげたくなる様な子だった

昼休みには

追いかけっこするくらい

仲良しで



(この辺りで女子陣から

「カワイイー」なんて言葉が出る)



まだ“付き合う”なんて概念は

分からなかったけど

“好き”っていうのは

なんとなく分かってた



ところがある日

俺の引っ越しが決まって

離ればなれになってしまう



引っ越し先にも当然

女の子はいたけど

それでも

その子の姿は

俺の中には残ってた



(この辺りで女子陣から「純情ぅー」)



時が過ぎ

高校一年生になって

クラス分けの記されたプリントを見ると

その子の名前が



(「えーすごーい。運命じゃーん。」)



残念ながらクラスは隣で

なかなか

話しかけるタイミングは掴めなかった

けれど

11月頃ようやく

友達の友達みたいな間柄で

話す事ができた



それで

「俺の事覚えてる?」って聞くと

「へ?」

「引っ越す前、同じクラスだったんだよ」

「えーごめーん。

全然覚えてないやー。」

なんて感じになって



所詮俺の運命なんて

こんなもんだったんだなって思って

その子の事は諦めてしまいました






って感じ

恥ずかしながら実話でした



俺にしては

上手い事喋れた

それもあってか

なかなか評判はよかった



他の人達も色々良い話してて

幼なじみがーとか

1週間早ければーとか

ひいじいちゃんがーとか

彼の好きだった音楽がーとか

そんな話をしてくれました



後半の方なんて

女子みんな涙でボロボロ

俺も涙腺危なかった



ウチの高校

浮かれた話少なくて

寂れてるなーとか思ってたけど

実は

それぞれ抱えてきたものはあったんだな

そう思うと

ちょっと久しぶりに

真剣な恋愛をしたくなった

軽い気持ちで尻を追うのは止めようと



まぁそんな事言ってもね

成就した例がないからね

別に期待しちゃいないんだけどね

不純な妄想はよそうと思うんだ



そうして結局

その場にいた全員が

語り終え



みんなセンチになっちゃって

これで帰るってなったら

明日以降死んじゃいそうで

どうにかしようってなって



俺の提案

海に向かって叫ぼうぜ!



却下

それでも案が出ないので

とりあえず

波打ち際まで移動



俺の提案

海に向かって叫ぼうぜ!



却下

それでも叫ばなきゃしょうがないし



円陣を組む事に



そして

僕らは

叫んだ



“文化祭成功させるぞー!”



“おー!”



やわらかい砂の感触

おだやかな波の音色

なつかしい潮の香り

手の届きそうな夜空



感じられるもの全てに

思いをぶつけた

息が続く限り

叫び続けた



途中で

なんで叫んでるのか

よく分からなくなった

それでも叫んだ

とにかく叫びたかったんだ

よく分からなかったなりに



そして

急いで走って逃げた

青さを馬鹿にされたくなかったのと

22時40分頃だったから

補導が怖かったのだ



すぐに荷物をまとめて

そのまま駅に向かった

中身のない会話をしながら

小走りで



明日からもいつも通り接してね

そんな確認ばっかりして



家に着いたのは11時40分くらい

流石に親に怒られた

クラスの文化祭の劇の練習

ずっと公園でしてたって

言っておいた

家に入る前に

スプレーで匂いは消したから

海で花火してた事は

隠し通せたはず



心のクサさまでは

どうしても消えなかったけど
なんか

予備校の

合宿といふものに参加してます



4泊5日

家族とこれだけ離れるのは初めてな気が

さみしくはないが



場所は河口湖

前日まで浜名湖でやると思ってて

「鰻パイ買って来るぜ!」

って豪語したのを

ちょっと後悔



英語漬けの日々を送り

ネイティブになる予定



眠すぎるので

合宿終わってから

まとめて報告しまふ
俺が小五の頃

我が小学校の運動会の

高学年のダンスでは

ソーラン節が採用され

以来

高学年のソーラン節は

伝統として

今年まで続いてきたという



そんな理由で

ソーラン節には

こっそり愛着があったりするのだが



今朝起きて

ふと

ソーラン節が踊りたくなった



やべー

ソーランしてぇー

でも音楽無いやー

まぁいいや

自分で歌えば



そして

ソーランし始める俺



どっこいしょー

どっこいしょ



しかし

ふと

止まる



思い出せないぞ



確かに

最後に踊ったのは

中一の頃

運動会を見に行って

「OBの飛び入り参加です!」

ってアナウンス入って

高学年の皆と

一緒に踊った時だから



幼稚園の頃の

涙の数だけ強くなれるよ

(ZARD)

低学年の頃の

タイミング

(ブラックビスケッツ)

小三の頃の

フラワー

(キンキキッズ)

小四の頃の

ハッピーサマーウェディング

(モーニング娘。)



どれも踊りは全然覚えてないけど

ソーラン節だけは…

って思いがあった



事実

最初の方はいけた

くっそ

クソ悔しい



人は忘れゆく生き物だね



小二の頃クラスメートだった女の子と

高校で再会して

あの当時昼休みは

二人で鬼ごっこしてた様な仲だったよね

って旨を伝えたら

「ごめーん覚えてないや」

って言われた時も

思ったけどね



可愛い娘だったんだせ

ただでさえ

幼なじみと運命の再会って

憧れるじゃん

高校入学早々

デビューしちゃったと思ったのに



それがその忘れっぷり

くっそぅ

そこがまた可愛いけどさぁ



逆に

俺が誰かの事を忘れたら

その人はやっぱり傷つくのかな



人との触れ合い関わり合い

それが

今の俺を作っている

今の俺の一部として生きている



それは

人として当然だし

持ちつ持たれつだし

日常的に取り立てて感謝するべきでもない



でも

そうして作られた自分を

愛していってあげないと

“出会い”に申し訳ないよね



そうして愛するべき自分には

当然“出会い”が含まれてて



“出会い”を愛するならば

“出会い”を忘れない事は

当然な事だよね



現状に満足しろって意味じゃないよ

今は今として受け入れ

それを踏まえ未来を夢見て

また“出会い”を重ねるって意味で



そんな訳で

ソーラン節を忘れてしまった事は

非常に申し訳なく悲しい



あの頃のソーラン節は

俺の半分だった



モーニング娘。を

特に理由もなく嫌ってて

今も特に好きじゃないけど

やっと好きな音楽で踊れるって

凄く喜んでた俺



あの時の感動があって

今の俺がいる

あの時の思い出が無ければ

今の俺はいない



お前が俺に残してくれたものは

あまりに俺に馴染み過ぎて

少しずつ俺から離れていくお前に

気付けなかったんだ

ごめんよ

ソーラン節



もうこんな思いは

繰り返したくない

手に注がれた水は

一滴だって溢したくないよ
日曜日の朝

予備校のサイトにアクセスしようと

愛用のPC

windows98を起動



しない

どのキーも反応しない



まぁよくある話だよ

なんせ10年物なんだから

いいかこういう時は

電源のスイッチから強制終了してだね

もう一度起動



しない

どのキーも反応しない



その後

心の広い俺は

5回程トライしたが

駄目だった



流石に起動すらしてくれないとなると

ちょっと俺には手の打ちようもない



父を呼ぶ

サンデーモーニングの

“喝”のやつを見てた

父を呼ぶ



ちょっとー

パソコン起動しないんだけどー?



父は言った

得意気に



いいかこういう時は

電源のスイッチから強制終了してだね

もう一度…



起動しない

どのキーも反応しない



その後

3回程トライしたが

駄目だった

俺よりトライ少ないな

ふっ

短気な奴め



そして残酷な宣告

これ…

ディスクがイカれちゃったかもなぁ…



ちょ…

そいつは困るぜよ



一つは

友人のブログのURLが

全部入ってたから

一応携帯に控えがある人は多いが

一部に影響がでる可能性が

ってか出るわ



一つは

フリーソフトで

実用的なソフトを入れまくってたから

そいつらが全部トンだとなると

ちょっと悲しい



一つは

そのPCで最後に開いたサイト

ちょっと恥ずかしいから

万が一修理に出すとかになって

こっそりクッキーをチェックされたら

ちょっと恥ずかしい

ふぇちとかばれちゃうから



ってか

そこでウイルス拾ってきてたりして

そのせいとかだと

だいぶ申し訳ないし



まぁ何よりも

父がいない時しか

パソコンが触れないとなると

だいぶ不便だ



夏休みは

勉強してると見せかけて

作曲に勤しもうと思ってたのに



ショックがでかいぜ

涙零れちゃう



ちょっとアナログな方法で

やるしかない

作曲

めんどくせぇー



せっかくたっぷり時間あるのに

パソコンが使えないとなると

しばらく公開は無理っぽいね

残念



ちなみに曲のモチーフは

“桜”っぽいインストゥルメンタルの予定

当初のタイトルは

“桜と共に散りたい”

って

鬱丸出しなアレだったけど

なんか

桜の雰囲気を出しつつ

暗いムード出すのは

なかなか難しかったので

却下

かと言って

“上野公園”ほど明るくもできないので

未定



次の桜の季節までに…
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