『チェンジリング』

２２日

社会科学部の入試を終え

慣れない東西線に

揺られている時

腰で

バイブレーションが唸った



Ｅメール

差出人：Ｆ

「オマエもう試験終わった？

明日、Ａベスト＆Ｏ谷で

映画みにいくっぽいけど

来い」

的な



試験は終わってないが

自分に正直になれば

行きたくない筈がない



しかしながら

予備校との面談に

ブッキングし

計画は更にその翌日に移行



つまりは２４日

国立入試の前日ですが

そんな事はどうでもいい



見た



『チェンジリング』



やっべぇ

４回泣きそうになった



誤解を恐れずに述べるなら

「もう…もうやめて！

もう掘らないでぇっ！」

っていう感じ

少年の涙が辛かったです



舞台は戦間期のアメリカ

ロサンゼルス



一つの世界大戦を経て

女性の社会的地位は

向上中の段階にある時期



逆に言えば

保守的な男性が

一番女性を蔑む時期



酸いも甘いも同時に味わえる

なんて表現は失礼ですが

兎にも角にもそんな時期



現代のネット社会に於いても

２つの環境で

矛盾する境遇に合う人々がいますが

その辛さたるやね



そんな時期



「ケンカを売るな。ケリをつけろ。」



これは

この作品の一つのキーワードですが

基本的な外交方針が

“介入”であるアメリカの

アメリカたる所以を

表している様な気がします



オバマさんには

これまでケリをつけ損なった問題に

ケリをつけてくれる事を

期待します



チェンジリングって

和訳すると

“取り換えられた子供”

って意味らしいです



なるほど



脱線を重ねましたが

いい作品でした

マジで



後悔はしてません