「お父さん、魔王が僕を誘っているよ」「坊や、あれは魔王じゃない。た だの私大だ」

１９日に

教育学部の入試をこなし

その後友達とカラオケに行き



その後

そのままの面子で

エンターキングに行ったんだ



そしたら

文庫版って言うんだっけ？

あの小さめな本の形態



ともかくそのポケットサイズで

伊坂幸太郎『魔王』が

４００円で売ってて



これは

受験が終わったら読もう

それに

サンデーで連載してるから

そっちが完結してから

本で読もう



と思い



家で積んでおく為に

その場で買った訳だ



そして

２２日に

社会科学部の入試をこなし



その後

ブックオフに行ったんだ



そしたら

本日限り活字本半額！

って貼り紙がしてあって



勿論そこは

伊坂幸太郎作品を探すんだけど

もう持ってるのしか置いてなくて



石田衣良でも読んでみようかと

考えたけど



やっぱり

そろそろ

洋モノの古典的名作に触れようかと

思い



家で積んでおく為に

買った訳だ



『チャップリン自伝』

『フランケンシュタイン』

『ドラキュラ伯爵』

『ニーベルンゲンの歌』

締めて９７５円



まとまりの無さには

いとあさましと思へども



兎にも角にも

良い買い物したなぁと

ｃｏｎｔｅｎｔして



『鋼の錬金術師』を

６冊程立ち読みしてから

帰宅すると



サイドボード代わりに

ベッド横に設置してある引き出しの上に

置いてあるんだよ



『魔王』



元々

積みゲーとかの存在を

承知してない俺



手付かずのままに

放置されてる娯楽が

許せない訳でして



裸で横に眠るの美人に対するものと

同じ葛藤があるのです



そこで

一寸だけ、冒頭だけ、と

メスを入れていくと



やめられないとまらない



そこには

長い事女性を感じ続けて

もう寸前まで来た男の

諦念があるのです



それはもう

突き進みましたとも



果てるまで



感想

５年前に書かれたとは思えない



この

政局が不安定な時期だからこそ

読んでほしい一冊です



ちなみに

サンデーの連載を楽しみにしている人でも

大丈夫な終わり方なので

お気兼ね無く