陸の孤島第二夜

夜が明けて

硬めの枕も案外いいと思った

とは言え

体力も気力も割と限界

消化試合ばりのやる気で一日を過ごす

飯だけはちゃんと食ったけどね



そのまま夜になり

23:30

スケジュールには“クラス学習”とある

なんのこっちゃ

と思ってたら

全員食堂に集められて

スクリーンに映し出されたのは

NHKのドキュメンタリー番組

どこかの発展途上国が

急速に発展してきていますよ

皆頑張っているのです

みたいな

ムリ

起きてらんない

fall asleapどころじゃない

dive asleapしてた



その後2:00まで自習が許可されたけど

俺は布団に飛び込んだ

メールチェック

一件

後輩からライヴ告知

携帯を閉じ

瞼を閉じる

陸の孤島第一夜

初日

予備校の校舎に

7:15集合

普段学校に着く時間より1時間早い

それだけで死にそうだった

朝は3度寝しないと起きられないのに



到着

宿舎の発表がなされる

ぽぷら

かいけつゾロリかよ



バスに乗り込む

バスでは

英単語を延々と発音し続けるCDが流される

200語あって

リピートアフターアナウンスな感じだから

大体一回り8分

勘弁してくれよ



20周した頃

バスは停まる

サービスエリアだ

「ちょっと予定より早く

着いてしまいそうなのでー

ここでお昼ご飯を摂りましょー」

まだ10時なんですが

困るー

しかも軽くバス酔いしてて

食事は喉を通りそうにない



結局

休憩時間のほとんどを

外の空気を吸う事に費やし

バスに帰り

昼飯



ちなみに昼飯って言っても

定演の時

誰かが“俺宛て”にくれた

オランダ屋のお菓子

出費はなるべく少なく抑えたい主義で

案外腹膨れた



その後間もなく

バスは発車し

またあの発音の練習

もう嫌だと思った



そして宿舎に到着

なんか全体で

開講式とかするのに

俺の乗ったバスが

他の地方のバスより早く着いちゃったから

30分位待機

その間はまた発音のCD



ようやく開講式

そこでの話によると

我らがぽぷら

成績上位層しかいないって

うわぁー

やめてほしい

ここに間違って来ちゃった子がいますよー

って叫びたかった

けど

まぁどうせ

3人に1人は

俺と同じ事考えただろうなって

ポジティブに捉えてた



そして始まる

頻出アクセント200確認テスト

バスの中で散々やったやつ

結果は散々

英語の発音分かってたら

カラオケでELLEGARDEN歌うっつの

分かんないんだっつの

これから毎朝テストやるとの通告

勘弁してくれよ



そして始まる授業

担任の講師は

予備校のホームページにも

その名前が無い程の

こちらとしては

前情報が何もない状態の講師

不安たっぷり



しかしそこは

まぁ授業を受けてみて解決

分かり易いぜ

流石

漫画だけたまに面白い

ダイレクトメールで有名な

某通信教育の

早慶対策とかを担当してたり

大学生相手に英語教えたりする先生だ

見た目

大学生と言っても問題ない位若い

でも

言葉の端々から

積み重ねられた年月を感じる

30歳前位かな？

そのくらいの人



性格も若干女々しい感じで

俺も来年からあんな感じに

中学生人気を頂こうと思った



しかし授業は90分

普段学校の授業は45分

予備校の授業は1.5倍速で60分

とてもじゃないけど長い

大学行くのが嫌になった



授業が終わり

個別学習の時間

やってられるか

少し仮眠をとる



夕飯

まぁまぁ食った



入浴

待機時間は自習

風呂の順番は最後

ずっと自習してろってか

ぶーぶー



風呂

水しか出ない

寒い



テスト

↓

授業

↓

自習(音読タイム)

↓

テスト



やっと就寝時間

AM1:00

誰より早く寝たくて

部屋の皆の布団を敷いちゃうこの自主性

どうせ部屋の人は知らない奴しかいないし

メールチェックだけして

一件も来てなくて

やっと一日が終わり

寝る



書いてて思った

合宿ネタつまんねぇな

翌日以降は適宜省略しよう

涙の数だけ強くなれるなら俺はオシリスの天空竜ばりに強いはずだ！…あ 、手札が無ぇ

さて

終わった



終わっちゃった



何か書くべきだと思うんだけど

何を書けばいいか分からないよ



なんだろう

本当に

楽しかった

先の事を考えると

少しだけ寂しかった



今の自分には

何も無い

“何も無い”しかない



別に

何もしたくない訳じゃなくて

特に何かしたい事がないから

ただ何もしてないだけ



別に

生きていたい訳じゃなくて

死ぬのも大変そうだから

ただ生きているだけ



日本人は

変化を恐れる人種だと言います



時間的には

高校生活の半分

労力的には

8割



それだけのものを費やしていたのに

急になくなっちゃって

どうすればいいんだろ？



分からない

分かろうともしてないけど



頭が真っ白だよ

これは極度の恐怖に向かいあってるから？



後輩達の涙は嬉しかった

去年の俺と同じものを感じてくれたんだ

そう思って

もらい泣きしちゃった

タメの皆さんの涙もよく分かる

俺も危なかった



なんだかんだ言って

楽しい部活だったみたい



思い出は美化されるものだけど

でもやっぱり

素敵な体験してたと思う



あれだけの人数と

同じものを共有できたって

やっぱりウチの部ならでは

なんだろうな



なんかもう…

幸せでした

それだけです

即蹴る

我が学校には

スポレクなんて行事がある

まぁ

スポーツレクリエーションだろうな



2年生までは

男子サッカー

女子バレー

戦力外チームジャンプ

チームジャンプって大縄跳びの事だけど



3年生になると

チームジャンプなんて

盛り上がりに欠ける競技は無くなって

男子もバレーのチーム作ったりして

どうにか人数を調節



そして

クラス対抗で各種目で優勝を争う

そんな行事



我がクラスは

サッカー好きが多い

サッカー好きじゃないと

発言権が持てないくらいに

そして1ヶ月半もの間

昼休みの全てをサッカーに注ぎ

当日には朝練すらやり始める始末



そんな僕らのスポレク



ってかサッカー



まさかの初戦敗退



びっくりだよ



俺はDF

今日のお前は調子いいな

なんて言われちゃう

俺はDF



右サイドバックだ

怒涛の勢いで攻めてくる

敵クラスのサッカー部

またはサッカー経験者

奴らをことごとく弾き返し

味方にも助けられ

ってか俺は体当たりしかしてないが

とにかく頑張り

失点0



だがしかし

相手の守備陣もなかなかやる男達

我がクラスの

巧みな波状攻撃にも耐え抜く



そして0-0のままホイッスル

ってか9分ハーフで18分て短すぎだろ



PK

ある意味運任せな競技だ



そして

負けた



俺達の春は終わった



まぁ

我がクラスに勝った

相手のクラスは

結局決勝まで上がり

引き分け

PKして

負けてた



つまり

我がクラスは

優勝したクラスと引き分けたクラスと

引き分けたクラスなのだ



それを考えれば

健闘したと言えるかな



3年連続

俺が出た種目

初戦敗退

記録樹立



残念だなぁ

いつの間に我が家の紅葉は散ったのかねぇ。きっと最近の俺の一日は２０ 時間位しかないんじゃないかな。

ここ最近の暴風雨で

すっかり桜の花も散ってしまった様です



咲いてた記憶が無いなぁ…

余裕の無い毎日だなぁ



今日の新入生との対面式でも

校長の後ろ頭が

すっかり散ってしまっておりましたがね



んでこの前の月曜日から

新学期→新クラスな訳だけど

心配してた程ハズレてないかもっ

今日もクラスでレクリエーションして

男女混合でドッヂボールしたし

男子だけでバスケットボールしたし

昼休みは隣のクラスとサッカーしたし

クラスの女の子に

「キミ猫っぽいね！にゃー！」

って言われたし

それなりにノリのよい面子なのかな



まぁ活躍できるクラスかどうかはまた

別の話だよね

レク一式も超張り切ったけど

活躍の度合いは微妙だったし



文化祭は頑張ろっかな

具体的な案はまだだけど

ミュージカルやりそう

例年通りだけど

歌わせてくれれば文句言わねぇっすよ



最近多忙過ぎて凄くカラオケ行きたい

って気持ちが溢れてる

ってのは全然比喩表現じゃなくて

下校中の夜のチャリじゃあ

毎日熱唱してる

まぁ一週間前に３時間やった筈なのだが

足りんな

本当は電車でも歌いたいけど流石にね



性欲より勝るかもしれないこの思い

頻度的には間違いなくそうですがね

まぁお持ち帰りしてよいなら

しちゃいますけどね

それはまた別の話

相手も選ぶし

声可愛い娘がいいなぁうへへ



うへへ