赤面！音楽自由発表会と

これはマラソン大会の前日の話

つまり今日から一昨々日の出来事



ウチの学校の芸術選択

書道、音楽、美術（めんどい順）

その中の音楽を

俺は選択してる訳だけれども



ぶっちゃけ音楽は楽しいんだよ

叫べるしテンション上がるし

気分転換なるしさ



がしかし

ここに来て

音楽の最大難関

自由発表が訪れる訳で



要するに

冬休み明けてから

旧三学期の間

授業時間を全部フリーにできる

その代償として

これまでの二年間の自分の成長

それを自由に発表しようって

そんな催し



ここで俺は

普段の付き合いのよさを存分に活かし

リコーダーアンサンブル集団に加わる

曲は合唱曲「旅立ちの日に」

最近の卒業ソングの定番

これをオリジナルアレンジして

アンサンブろうって

まぁまぁ良いセンス

こっちは演奏もあんまり問題なく

これで終わっていれば

全てが丸く収まったのだけど



ここで一々見栄を張る俺

昨年度の夏からかじってるギターと

マイナーな曲しか歌わないせいで

全国ランキングでも意外と好評価な歌を

足して２で割ろうと

そんな甘い考え



んで暫く家でも練習してたけど

生まれつき三日坊主スキル発動な俺

３週間くらい放置



そして気付いたら当日

ヤベエよマジやべえ

すげーなすごいですばりにやべえ



そして本番

ここで俺の記憶は途切れる

いやマジでね

緊張したんすよ

んで自分の番回ってきて

前に出て

椅子に座って

何か一言言おうとして

喉カラカラになって

顔真っ赤になって

何回も指確認して

漸く弾き始める

気付いたら終わってたね



周りに感想聞くと

「見てるこっちが緊張した」との事

まあね

テンポ揺れるしね

押さえ弱くて音出ないしね

青い俺を見せつけたよ

若いねぇ

一週間前に１７歳なったばっかだもん

素っ裸で街を歩くくらいの

頭の中は歩く犯罪者の

初々しさだけで世界を包み込みそうな

そんな俺が歌うナンバー

聞いて下さい



レミオロメンで

３月９日



流れる季節の以下略で