月よりスッポン

“明けましておめでとう”

のイントネーションで

“アケメネス５００年”

って言うと



アケメネス朝ペルシャの

最盛期の大王

ダレイオス１世が

紀元前５００年前後で活躍した事が

分かりやすく



ペルシャ戦争が始まった年代が

覚えやすく



５０年程続いたこの戦争の影響から

アテネが権力を握り始め

紀元前４４３年から

ペリクレス時代が始まり



それに伴うデロス同盟の

自己チューっぷりに

ペロポネソス同盟が反発し

紀元前４３１年に

ペロポネソス戦争が始まった



という流れまで完璧です



日本人は

語呂合わせが好きです



年末年始を始めとして

祝い事や祭り事がある度に

験担ぎや縁起物と称して

語呂合わせや

センスの無い駄洒落に

正当性を持たせて

興じる民族です



「すいかとめてよ」

これは

古文における

助動詞「べし」の意味である

推量

意志

可能

当然

命令

適当

予定

を押さえる為に

学校の先生までもが

進んで使う語呂合わせです



だけど

そこから発展して

古文単語５６５語を

語呂合わせで

覚えようとする試みは

教師だけでなく

生徒からすらも

賛否両論だったりします



「僕、

紀貫之の

愛好家なんですよ。

あの土佐日記の

品の良い掛詞は趣深いですね。」

って言うのと

「俺、

デープ＝スペクターの

ファンなんだよね。

あのワイドショーの時の

寒いギャグがたまらないんだ。」

って言うので

明らかに印象が違う様に



やってる事は

ほとんど同じなのに

先入観で印象が大きく変わってしまう

そんなもんです



僕は

どれだけ叩かれても

めげずに

自分の道を貫き

その姿勢が

無意識下に周りに必要とされている

そんな存在である

デープ＝スペクターみたいな人に

なりたいです



ネカマには

なりたくないです