不死鳥は灰の中から蘇る

電子辞書引いて遊んでたら

「燃え尽き症候群」

って言葉が出てきた



燃料が燃え尽きたかの様に

それまで目標を掲げて

仕事等に生き甲斐を感じて

熱中してきた人間が

何らかの理由で

計画性が持てず

意欲に乏しく

無気力・無関心・無感動・無責任に

なっちゃって

抑鬱感、頭痛や目眩などがみられるって



大きな目標を達成した直後から起こり

心の中には

自信の低下

悲観的な性格

取り越し苦労

焦り

過去へのこだわり

対人恐怖症

等からくる不安を抱いていて

これがストレスになり

生活が憂鬱で億劫になる



真面目で几帳面

自己犠牲的

競争心を内に秘めた

そんなタイプの人に

起こり易い

らしい



まさに

最近の俺なんじゃないかと思う



部活をクソ真面目にやって

いや

クソ真面目と言う程

信仰している訳では

なかったが

自分なりに

一生懸命やって

定期演奏会迎えて

大成功しちゃって

まぁ失敗した定演ってのも

聞いた事ないけど



とにかく

ずっと部活中心的な生活をしてたから

引退して

自分の生き甲斐と

存在理由を失って

軽く鬱予備軍気味で



今週はずっと

定期テストだった

にも関わらず

勉強する気になれなくて

だれてたんだけど



一昨日

3年前からハマってた

漫画を

読んでみた



機工魔術士

って書いて

エンチャンター

って読みます



enchanter

って

直訳すると

魔法使い

ゲームとか好きな人にとっては

エンチャントって

(属性)付加

みたいな意味で使われるのを

ご存知かもしれない



まぁつまりそういう漫画なんだけど

この漫画の凄い所は

主人公は高校生で

何年生かは忘れたけど

バリバリ理系で工学大好きなのに

すっごい哲学的な思考してて

まるで愛すべき

僕の去年のクラスメート達みたい



ホントにそういう理系の人は

羨ましい

文系って人に自慢できる事習わないからさ

思考回路の違いで

勝負するしかないのに

理系のくせに

そんな柔軟な頭してるなんて

ずるいよ



まぁそんなこんなで

読んでて

ちょっと心を揺さぶられた

言葉かあった



オレでできることは

なんでもしなきゃ

いけない

今までオレを正しいと

信用して時間や力を

貸してくれた人たちに

失礼だ



っていう

主人公の決意のシーン

その後には



カリオストロにも

何か理由が

あるかもしれないけど

行動原理なら皆に…

オレにだってある！

カリオストロの

言い分は

聞かない！



って続くんだけど

そこは別にどうでもよくて



できることはなんでも

軽く言う様だけど

意外と大変

なんたって

17年生きてきて

たくさんの人たちが

オレに

時間や力を貸してくれたんだから

そりゃもう

いろんな可能性を秘めてますよ



できることはなんでも

そうだよな

たくさんの時間や力は

どう活かせるかは分からないけど

ここで駄目人間になってるために

貸してもらった訳じゃない



頑張れる気がしてきた

よっしゃ