どうせなら荒川の橋の下へ

曇り気味の夕陽の下の

駅前にあるコンビニの

ゴミ箱から抜き出した

大衆新聞に載せられた

挑発的な半裸の女性に

下半身を勃たせている

清潔感の皆無な人々に

無性に腹を立てている

最近の僕です



何に怒っているのやら



そういう人の不潔感か



救いの手を差し出せない行政か



自分に同様の未来が

あるのではという絶望か



世間に捨てられても

俗世を捨てられない

人間の無力さか



まぁ

清潔である為にも

救いの手を差し出すにも

自分の未来に希望を見出すにも

力を持つ為にも



今は勉強するしかないんですよね



村長の河童や

ミュージシャンの星や

漁師の金星人や

ブラザーなシスターに

囲まれて暮らすのも

まずはバックグラウンドを固めてから